Posted 7 years ago
Blooms(ブルームス)は長期に渡って撮影した花の微速度撮影映像をアプリケーション、デジタルサイネージ、グリーティングカードなど様々なメディアに展開した作品シリーズで全ての作品にディスプレイを使用しています。シリーズは下記の5点により構成されます。
「モーメンツ・オブ・ブルーム」はデバイスをかざすと目の前で絵画が動き出す作品で、長期間の微速度撮影による映像を編集して時間を凝縮し、普段は知覚できない情景を作り出します。30点におよぶ絵画に描かれた植物の時間には、思いがけない動きが現れ、花それぞれの生命力や個性を見ることができ美しさや切なさエロティシズムなど様々な感情が現れては消えていきます。 連作の30枚の絵画は水彩インクを用いたロールシャッハ・テストを用いた手法をベースに、花の蕾が描かれさらにデバイスを通して鑑賞します。デバイス上で再生される花の映像は約2年に渡る長期間の微速度撮影による映像を編集、時間を凝縮し作品に仕上げています。 ARARTシステムを用いまるで現実のものが動き出すかのような自然で質の高いマーカーレスAR体験を実現しています。
Art direction and Painting : Yutaka Kitamura
Programing : Masayuki Akamatsu / Noritaka Kamiya / Takeshi Mukai / Younghyo BAK
Sound : Kei Shiratori
Bloomclockは高画質映像で撮影した花の映像と共に時を刻む時計です。世界時計や一年または一日を秒数でカウントダウンしたり、シンプルな時計としても使用する事ができますし、30種類の花の美しい映像だけを見る事もできます。サウンド音源は30種類がランダムに再生されます。時間が凝縮され生き物のように開く花で安らぐ時間をどうぞ。
Web Site : http://bloomclock.tumblr.com/
主な機能
Art direction and Design : Yutaka Kitamura
Programing : Junpei Wada / Noritaka Kamiya
Sound : Ithai Benjamin
札幌市北2条の地下歩行空間、Sapporo North2での、65インチ縦型ディスプレイ6面、52インチ横型ディスプレイ4面を利用したデジタルサイネージ・コンテンツBloomclockの映像です。花の開花と共に世界主要都市の時間をお知らせします。
Art direction and Design : Yutaka Kitamura
Programing : Masayuki Akamatsu / Noritaka Kamiya
Sound : Ithai Benjamin
ブルームカードはiPhoneをかざすと花が咲き出し音楽が流れる新しいかたちのグリーティングカードです。お子様から高齢の方まで幅広くお楽しみ頂けます。特別なメッセージと共に鮮やかに咲く花と音楽、大切な人に思いや感謝を伝えるグリーティングカードです。
Web Site : http://www.bloomcard.jp/
Art direction and Design : Yutaka Kitamura
Programing : Takeshi Mukai
Sound : Kei Shiratori
ソウル駅向かいにある横100m、縦80mのスクリーン(ビル壁面LED)での作品上映、巨大スクリーンをデバイスで見るとビルがAR(変容現実)化されるという実験的試み。
ARART Project : Masayuki Akamatsu / Yutaka Kitamura / Kei Shiratori / Younghyo BAK / Takeshi Mukai / Junpei Wada
微速度撮影による植物の生命力や躍動感、通常では見る事ができない時間感覚や時の流れの儚さなど、いずれの作品も花の開花映像を中心に大小様々なスクリーンやメディアを用い新たな表現方法を試みています。