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Sera Monastery(チベット・セラ寺)

Flickr : Sera Monastery(チベット・セラ寺)

チベットのセラ寺の映像と写真をアップ。チベットのお寺の中はほとんどが撮影禁止なのですがここは唯一拝観料を払えば撮影OKな寺院でした。チベットの寺院はどこも独特の似た雰囲気があり、西洋建築の教会などにある天井が高く抜けた空間というのはあまりなく、基本室内は暗く狭い印象です。その狭い室内に仏像や教典の巻物が物凄い数壁一面に収納してあったりと怖いくらいの信仰心と積み重ねられた歴史を目の当たりにします。また日本仏教のような繊細で洗練されたイメージではなく、建築や仏像などの作りはラフですが力強くプリミティブな印象で、その暗い室内に一筋光が差し込んでいたりしてかなり独特の良い雰囲気を醸し出していました。

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また室内は御香とバターの独特の香りがします。チベットではバターは信仰にも生活にも欠かせないもので、寺院ではチューメ(バター灯)として使用したり壁に塗りそこに賽銭を貼り付けたりします。また巡礼者が自宅で作ったバターを持ってきて寺院のチューメにつぎ足すという風景も数多く見かけました。またヤクのバターを使用したチャスマ(バター茶)もチベット独特のもので美味しかったです。街を歩いていても至る所でバターを見かけます。

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運良く授業と呼ばれる問答修業を見学できました。手を叩き足で大地を踏みならし禅問答をしているそうです。映像の最後の方に映っていますが舞い落ちる木の葉と相まって美しい光景でした。

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砂マンダラとバター細工でできた仏像。バター細工の方は一番最初に行った塔爾寺(タール寺)のものですが、どちらも、ものすごい時間と手間をかけているにも関わらず儚く壊れてしまうもので、バター細工は暖かくなると溶けてしまうそうですし砂マンダラは鼻息ひとつで崩れそうです、砂マンダラはさすがにケースに入れてありましたが通常は壊して川に流されるそうです。どちらも生々流転的な思想を反映しているのでしょう。

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背面の山の山頂にも離れが、チベットの大きな寺院はこのように背面を山に囲われたものが多い気がします。